熱帯魚について興味を持たれた方への具体的方法のコーナーです。とらりんも未だ3年程度のヘッポコでして、シクリッドなど飼ったことがない魚も多くおります。一般的な解説本の受売り説明とクラウンローチ他経験ある魚を飼うときの注意くらいしか出来ませんが、まずは基本からということで。なお、対象は淡水魚のみとします。
なおこのコーナーはとらりんの楽天アフィリエイト直営店(クラウンローチと野鳥の里ショッピング村)と直結しております。
購入カートに入れない限り請求は発生しませんので安心して覗いて下さい。
購入していただければとても有難いです(^_^;)
各ボタンにて「クラウンローチと野鳥の里ショッピング村」へリンクします。
底モノ | ||||
ローチ | プレコ | コリドラス | ボティア/ドジョウ | ナマズ |
小型魚 | ||||
カラシン | グッピー | モーリー | オトシン | (シュリンプ)エビ |
中型魚 | ||||
レインボー | エンゼル | シクリッド | ディスカス | その他(写真アベニー) |
以下大雑把な説明をしますがなにぶん知識・経験とも不十分なため、詳細は入門書の購入をお勧めします。ローチ・ボティアが欲しいという方は猫丸さんのサイト「waterbox」を訪問することをお勧めします。とらりんも「waterbox」の飼育についてをバイブルとしておりました。
1.飼育に必要なモノを揃えます。
水槽を床に置くと魚を鑑賞しずらいですね。 予め、何の上に載せるか選んでおくか、水槽台を買うべきです。総重量を予め計算しておきましょう。水槽自体の重さ+注水量+砂の重さです 一旦セットしてしまうと動かすのはよほど小型水槽で無い限りかなり難しい重量です。畳の上に台を置く場合はさらに土台が必要になると思います。
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ネオンテトラなどの小型魚のみでよいというかたはお好みのサイズでOKです。 クラウンローチ位の10CMを越す魚を育てたいと思う方は60以上がお勧めです。 但し、入れすぎには要注意です。私は2度にわたりサイズアップを行いました。(^^;) ※注意するのは魚のサイズです。ショップで扱っているのは一部大型魚を除き、ほぼ幼魚ですので必ず成魚になった場合のサイズを確認しておきましょう。
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当たり前ですが、水です。水道水はカルキ(塩素)が含まれておりますので抜けたものを使用します。 カルキを抜くには 1.バケツなどに水道水を汲み置きし、数日放置しておく。 2.市販の塩素中和剤を使用する(コントラコロライン等。) 他に水質調整剤もありますが塩素中和剤は絶対に不可欠です。 私はアクアセイフは欠かしません。
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水槽の雰囲気を出すためのスクリーンです。
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水槽にトイレは有りません。エサも余れば飼育水を汚します。自然な環境(川)でしたらきれいに全て流してくれるのですが水槽はいわば密閉された環境です。密室でトイレ無しを想像して下さい。 ではどうしたら良いかというと濾過器を使用しそこに水を循環することにより水を清潔に保ちますし、糞の成分である猛毒のアンモニア等を分解してくれるバクテリアが育ちます★濾過を参照して下さい。 濾過器は外掛け・外部・上部・底面・スポンジなど多種多様なフィルターが市販されていますので、入れる魚の数や大きさに対応する水量とレイアウトによって選びましょう。とらりんは以前は上部式、現在は外部式濾過を2基使用しております 外部式濾過は買い換えて能力アップすることで飼える魚の数増やします。 またフィルター内に入れるろ材が必要になります。(ろ材が付属しているフィルターもあります。)また活性炭を使用すると水の透明感が増します。
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魚を鑑賞する上で必要ですし、水草水槽の場合はさらに高光量のライトが必須になります。 お好みの色の蛍光灯で鑑賞するのもなかなか素敵です。 一日中明かり付けているとストレス感じると聞きますので、毎日点灯消灯を決めた時間に行うかタイマーをセットして下さい。★クラウンローチは昼でも堂々寝てます(^^)
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なんといっても「熱帯魚」です。日本の冬のような寒い状態では生きていけません。 水槽内にヒーターを設置し飼育水を温める必要があります。オートヒーターといって温度固定のヒーターが安価に市販されていますが、サーモスタット(温度調節器)付きのヒーターのほうが細かな温度調節ができて重宝です。コレがないと白点病などの病気になったとき対処できません。 ※環境にもよりますが、夏場の温度が激しく上がる場所であれば(30C以上)アクア用の扇風機やクーラーなどを購入し水温を下げてあげましょう。(種類によっては高水温で死んでしまいます。)
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水草を入れるのであれば必須です。無くてもいいですがあったほうが魚が落ち着きますし、バクテリアの住処にもなります。 水草水槽の場合はできればソイルなどの肥料分を含んだ底砂にしたほうが楽です。 といっても私の場合新田砂しか使ったことが無いですが全く問題有りません。 お勧めです。
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飼育水の水温の状態を把握するのに必要です。 アナログの棒温度計とデジタル表示される水温計とあります。
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濾過装置が上部式フィルターでしたら無くても大丈夫だそうですが、外部式フィルターでしたら酸素供給(エアレーション)が必要です。水槽内に酸素が無くなると魚たちが酸欠症になって死亡してしまいます。
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バケツ、ブラシ、はさみ、こけ取りブラシ、ポンプ、水作プロホース等、この中にはアクアショップでしか売られていない物有ります。プロホースは欠かせません
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隠れ家はクラウンローチを飼う場合だけでなくすべての魚に不可欠と思います。有毒物もしくは体を傷つける材質でなければ何でも良いのです。レイアウトに併せましょう。
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水槽内の亜硝酸、硝酸塩、PH等を測定するためのキットです。無くても済ませてい る方もいらっしゃいますが、とらりんは様子がおかしい?と見たらすぐ使います。 危うく難を逃れたこともありました。
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これで結構色々あります。好みは魚の個性でも違いますしね(^_^;) ちなみに我が家はキャットのタブレット、フレーク、アカムシです。
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★売店はアファリエイトのコーナーです。どうかよろしく(^^;)
2.水槽をセットします
水槽の清掃と設置 | 買ったばかりの水槽は清掃して下さい。洗剤は魚が中毒を起こす場合もあるようですので、使用しないでください。 設置場所には以下の注意が必要です。(我が家はリビングでした) 直射日光の当たらない場所を選ぶ。 電気コンセントが近くにある場所を選ぶ。出来れば水場の近くがよい 畳の部屋では下に頑丈な台を敷く。 |
バックスクリーンを貼る | この時点でスクリーン貼ります。注水してからでは手も足も出ません 設置やり直した経験者です(笑) |
砂を敷く | 水草を主体にするかしないかで厚さ変わります。しない場合3CM位 |
濾過器をセットする | 設計書に従って濾過器をセットして下さい。外部濾過の場合はホースの長さの調節が必要です。 |
ヒーターを設置する | 注水前に電源を入れないで下さい。火事の元になりかねません |
注水 | カルキ抜きした水を注入して下さい。 |
放っておく | 1週間ほど放っておいて水温等なじませて下さい。水草をいれるのも 手です。 |
3.飼育の前に必要な知識。
(水槽浄化のサイクルについてです)
水(初期)について | 魚は人間と同じ脊椎動物です。水槽で呼吸をしますし、食事をして糞をします。餌の食べ残しも出ます。水草が枯れることもあります。そういった老廃物からは、アンモニアという物質ができてきます。トイレで悪臭の原因になるあれです。つまり水槽はトイレのない密室であると考えて下さい。 何らかの方法で除去しないと魚は死にます。 だからといって飼育水からアンモニアを吸い出すことができるわけではありません。そこで活躍するのがバクテリアです。バクテリアがアンモニアを分解して、亜硝酸という物質にして、さらにそれを分解して硝酸塩という物質に変化させます。猛毒のアンモニアが分解されて亜硝酸になるのですが、この亜硝酸も実は猛毒でして、それが分解されて硝酸塩になった時点で比較的無害になります。このようなバクテリアの分解サイクルを水槽の中に作ってやる必要があります。 ○アンモニアが発生した(魚が糞をした)時点で自然にバクテリアも発生しますが、数が少ないのです。時間をかけてアンモニアを即座に分解できる程度にバクテリアの数を増やさないと魚がアンモニアにやられてしまいます。 通常、パイロットフィッシュといって小さくて丈夫な種類の魚を敢えて少数(水10lにつき1匹が目安だそうです)入れて十分なバクテリアが育つまで様子を見るわけです。その時間が、1ヶ月とか(装置や入れるものによってかなり違うらしいです)になるわけです。 それが一般に”水を作る”という行為です。 こういう事情ですので、バクテリアが増えて、老廃物の分解サイクルが出来上がるまではクラウンローチのような水質の変化に敏感かつ、白点病にかかりやすい魚をを水槽に入れるのは避けた方が無難です。パイロットフィッシュを入れて1月後、徐々に大きな魚を入れるのが一般的だそうです。とらりんは最初ネオンテトラ2匹から始めて一月後10匹その次はコリドラスを2週間に1匹ずつ入れました。 手っ取り早い手段としてパイロットフィッシュ入れるときにショップから 大量の水分けてもらう方法があるそうですし、とらりんは2次パイロット入れた時点でバクテリア溶液のお世話になりました。 (この溶液には否定的な方も居られるようですが私は使ってます) |
濾過について | 水を作るということは説明しましたが、魚を飼育すると糞の他に餌の食べ残しや枯れた水草排泄物等のゴミがが発生し、蓄積していきます。 ここでフィルター(ろ過器)が働くわけです。 濾過器の仕事は大雑把にいうと @水中内に漂うゴミをマットなどで濾し取ります。(物理濾過) A活性炭等を使用し水の黄ばみや臭いの元等を吸着する(吸着濾過) 以上を行えるのは小型のワンタッチフィルターなどがあげられます。 ただし濾材(活性炭等)の定期的交換が必要です。また生物濾過能力は非力ですのでごく小さい水槽にごく小さい魚を入れるときのみ有効です。 B「水」に書きましたが各種有害物質分解するバクテリアが多く住める場所を作ってそこを水が常に通過することで、各種有害物質をバクテリアによりどんどん分解してもらい比較的無害な硝酸塩を含んだ水に変換させるわけです。このためバクテリアが沢山住める多溝質のろ材を使用します。コレを生物濾過といいます。 上手く機能すればろ材の交換はほとんど必要なく月に一度フィルターに貯まった硝酸塩の洗浄のみで維持できるようになります。 @ABの能力を全て持つのが比較的大型の濾過器です。 生物濾過用のろ材と物理濾過用のウールマットを併用することが多いです。上部式濾過器、外部式濾過器などがあります。 こうしてバクテリアが十分育った状態でないと魚にとっては悪い状況になります。水が育ってないというそうです。 |
3魚の購入 購入時の注意点です。
魚を買うときは | 魚を購入するときは以下に気を付けます。(病気の魚) 白い点々がある(白点病) 綿のようなものが付いていないこと(水カビ病) ヒゲやヒレが溶けていたり、かけていないこと (カラムナリス病) 目が落ちくぼんでいたり、逆に飛び出したりしていないこと (ポップアイ) お腹やえらの付近に充血や出血がないこと 元気があること(ただし異常なほどに動き回っているのは避ける) 入荷したてではないこと(少なくとも1週間以上たっていること) *なお、売店で通販を紹介しておりますが魚は出来れば実物を見て選んで買った方がいいですので近くにショップがあれば行って見ましょう。なお通販は死んで到着した固体は弁償もしくは再発送してくれるそうです。 |
持ち帰るとき | 温度変化に気を付けて素早く帰って下さい。温度変化は衰弱する原因です。断熱効果のある袋かクーラーバッグがあればベストですまた、袋に酸素をたっぷり入れてもらって下さい。 |
入れるとき | いきなり水槽にドボン!は無茶です。水合わせが必要です。 魚がショック(温度、pHショックという)を受けて調子を崩したり、ストレスがたまったり、最悪死んでしまいます。私は水あわせの失敗で2度死なせましたし、多くの方が水併せを急ぎすぎたりして死なせています。一番難しい部分かと思っています。(平気な魚もいるかも知れませんが) 特にクラウンローチの場合は確実にやることをおすすめします。 買ってきたときに入れてもらったビニール袋ごと家の水槽の水に浮かべ30分ほど待つ。 次に、袋の中に水槽の水を少し入れ(量は袋の中の水の1/4程度)、10分ほど待つ。 次に袋の中の水を1/4ほど捨てて、それと同量の水槽の水を入れ、10分ほど待つ。 3を3回から5回繰り返す。 袋の中から魚だけを取りだして水槽に入れ、残った水は捨てる。 上記の方法は1で水温をあわせ、2から4で水をゆっくり混ぜることで徐々に水質を変化させて水槽の水にあわせているということですこの作業が重要です。 既に大切な魚が水槽内にいてそこへ追加する場合、予備の水槽がを用意し、そこで5日ほど過ごさせて発病がないか確認してから入れるのも手です。 |
4日常の管理 普段行う仕事です。
水換え | 上記の通り濾過が行われる訳ですが、硝酸塩も弱いですが毒です週に1度くらいは、水を換えて硝酸塩を排出しなければなりません。 でも全部代えたら大事なバクテリアもごっそり持って行かれますので1/4〜1/2の割合で水換えします。この辺のバランスはもう水槽毎に変わってくるわけですね。このとき入れる水に対しカルキ抜きを投入するのを決して忘れないで下さい。 また同時にプロホース等を使用し底砂をホース内で撹拌、硝酸塩を吸い取ります。コレも大事です。底砂内に沈殿した硝酸塩の値が上がってきたら危機的状況です。 |
臨時の水換え | 魚が病気になって、薬剤を投入した後、様子がおかしいと思ってテストキットを使用し、亜硝酸、硝酸塩、の値が高かった場合、水換えを実施して下さい。この際に市販のバクテリア入れると立ち直りが早いです。(あくまで我が家の例です) |
フィルター清掃 | 月に1度程度フィルターを清掃します。水換えのため水槽から吸い出した水で濾材とマットを濯いで下さい。(バクテリアを減らさないため) |
エサやり | エサは魚の種類やサイズにより実に様々です。とりあえず自分の飼う魚に合った餌をやって下さい。魚を買ったショップで普段与えているエサですと食いつきが良いようです。 |
水槽大掃除 | リセットといって底砂を濯ぐことで底砂に溜まった硝酸塩を除去します。底砂にもバクテリアが多くおりますので底砂を濾材と考え、フィルター清掃の大型版と思って下さい。やり方も一緒です。 これは水草の有無や魚の種類によってやる方、やらぬ方まちまちですがとらりんは年2回実施しております。洗いすぎてバクテリアを殺さぬよう注意して下さい。 ★魚を全て一旦別容器に移動させますので結構大変です。 |
魚を買うのに必要なモノ、作業を大雑把に書きましたが、コレさえ有れば大丈夫といった飼い方が確立されているわけではありません、ヘッポコの私はもとよりベテランの皆さんも試行錯誤の末に自分のやり方を確立しているのです。インターネットには他にも色々情報がありますので併せ読んで下さい。なおこのコーナーは一般的知識、並びに私の経験、そしてwaterboxの一部を引用させてもらっております。猫丸さん。有り難うございます。
水草については全然自信が無いので割愛させていただきました(>_<)